保健担当より:歯の健康について

2014-01-29

 11月26、27日にビーバー号(千葉県歯科保健巡回診療指導)を実施しました。園生78名が2日に分かれて受診し、口腔検診とブラッシング指導、お口の健康教室が行なわれました。すると、2日間の検診の中で何らかの異常が見つかった人が半数以上いました。今回、異常が見つかった方は早めに病院を受診してください。また、異常のなかった人も年に2回は検診を受け、歯の健康を心掛けていきましょう。

 

<毎日の歯磨きについて>

☆正しい歯ブラシの選び方☆

 ・毛の硬さ …普通

 ・毛先    …まっすぐなもの

 ・柄      …まっすぐで、しっかりしているもの

☆ブラッシングのポイント☆

 ・力を入れすぎず、優しく

 ・小刻みに動かす

 ・歯並びの悪い所は縦磨きをする

一日のブラッシングの回数ですが、現在では1日3回磨くのが一般的になりつつあります。

特に寝ている間は唾液の分泌が少なくなり、口腔内の自浄作用が低下するため、

細菌が繁殖しやすくなります。

夜の歯磨きは、特に丁寧にしましょう

 

<歯の病気について>

虫歯とは…細菌が糖を利用して「酸」を作り、その酸によって歯が溶かされる病気。初期では予防によって改善していきますが、穴があいてしまうと治療が必要となります。それでも放置しておくと、神経がダメになり、痛みもなくなり、虫歯の原因菌があごの骨に到達する可能性があります。骨に入り込んでしまうと、歯だけでなく、顎の骨も溶かしていき、場合によっては顎の骨を切除する手術が必要となります。

歯周病とは…歯を支えている歯周組織(歯肉・歯根膜・歯槽骨・セメント質)に炎症が起こる病気の総称。痛みや腫れが少ないために放置してしまうことが多く、気がついた時には歯を支える歯槽骨が吸収され、歯がグラグラしたり、物が噛めなくなり、最後には歯周組織が歯を支え切れなくなり、歯が抜け落ちていきます。さらに、最近では生活習慣病などの全身の病気と関連していることもわかってきて、若い人の発病も増えています。

これらのように、歯の病気を放っておくと、重篤な病気につながっていきます。また、口腔内環境の悪化が、肺炎の発症率を上げるというデータも出ています。「体の健康はお口の健康から」とよく言われますが、日々の歯磨きをしっかり行い、全身の健康にもつなげていきましょう。